幻のスイーツ、「栗の点心”朱雀”」を求めて栗の町小布施へ!
こんにちは、柴原智咲(しばはらちさき)です。
2016年は、最初の記事みたいな感じで軽いひとり旅を何度かしていたので記事にしてみようかと思います。
(最初の記事↓)
栗と北斎と花のまちへ!
2016年秋。私がひとり旅の行先に選んだのは...長野県小布施町(おぶせちょう)!!
”栗と北斎と花のまち”長野県小布施町は長野県の北部、県庁所在地の長野市の右隣に位置する小さな町。面積19㎢、長野県内でいちばん小さい町でもあります。
でも、ただ小さいだけじゃない!景色は綺麗!食べ物もおいしい!葛飾北斎をはじめ、美術も楽しめる!
そんな小布施町は長野駅から長野電鉄で約30分と、 アクセスも良く、気軽に訪れることができます。
栗を食す!!
さて、秋の新栗シーズン。栗のまち小布施には焼き栗をはじめ、栗おこわなど、栗を使った食べ物がいっぱいです。しかも、ぜんぶ美味しそうなので、どれを食べてみようか迷う!迷う!!
ざっといくつか紹介します。
↑ 味麓庵(みろくあん) 福栗焼き(一個290円)
甘さ控えめの栗餡と栗まるごと一個が入っています。注文を受けてからつくってくれるので、焼きたてが食べられます。が、すぐに行列ができるので少し待つことになるかも。なかなか満足のボリュームです。
福栗焼きのほかに、おやきも売っているのですが、このおやきも生地がモチモチしていてとっても美味しい!
ちなみに福栗焼きは地方発送もしています。リピーターも多いんだとか。
↑ 竹風堂 栗おこわ
本店二階の食事処でいただきました、栗おこわ。こちらは二種類ある栗おこわ定食のうちの山家(やまが)定食。栗おこわのほかに煮物や味噌汁、ニジマスの甘露煮までついてきます。
食べ終わったらご馳走様、と言いたくなるような定食です。
お店の方も丁寧だし、居心地もいいので昼食にぴったりだと思います。
↑ 竹風堂 栗あんソフト
あとは写真を撮り忘れてしまったけれど、マロナップルというお店の「マロンプリン」。これも美味しかったですね。
ほかにも栗あんみつだとか、モンブランだとか、そこらじゅうに美味しそうなものがあるのでひたすらお腹とお財布と相談です。(笑)
栗の点心”朱雀”
そしてそして!こちらが今回の旅のメイン、小布施堂!
小布施堂は栗の郷、小布施に本店を置く栗菓子の老舗。そんな小布施堂の本店のみで、新栗の時期だけしか食べることのできない幻のスイーツがあるのです。
それがこちら。その名も「朱雀(すざく)」!!。
整理券の配布は平日は8:30から、休日は8:00から始まります。
朝8時半前から並んで10:00からの回の整理券をゲットし、ようやく食べることができました。私が行ったのは平日だったのでいつもよりかなり空いていた(といってもそこそこ並んだ…)らしいのですが、休日に整理券を手に入れるには気合を入れて早くいかなければなくなってしまうそう。駐車場も込み合うので、車で行く際は注意が必要です。
”栗の点心”朱雀は、蒸した新栗を裏ごししたものを栗餡の上に盛り付けた、まさに栗の素材そのものを味わう、繊細な栗菓子。
新栗の時期の一ヶ月間、一日400個限定ということもあって、これを目当てにはるばる遠方から小布施を訪れる人も多いです。
スプーンですくって一口。適度にしっとりとした、やわらかい素麺状の栗がほろほろと口のなかでほどけます。
砂糖を入れる前の状態なので、素材の味。モンブランのように甘くはありません。
栗そのものの味を楽しんだあとは、真ん中にある栗餡と一緒に頂きます。この栗餡もまた美味しい。
一口、また一口と栗を味わううちに意外とお腹いっぱいになります。
お茶も美味しい。なんて贅沢なんだ…。
今回の旅の動機は「秋だから栗が食べたい!!」だったので栗中心に楽しんできましたが、小布施は栗だけじゃないです。楽しめるところがいっぱい!
ぜひ一度訪れてみてください。
小布施文化観光協会公式サイト「信州小布施案内図録‐小布施日和」(小布施観光協会)